説明
手の平に納まる頃合のミニ鉈 |
ミニ鉈 (1)剣型2寸・両刃/(2)角型2寸・片刃 |
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作者 |
![]() 土居 良明昭和13年(1938年)生まれ。 名匠長運斎行光に師事。後に各地の名工を渡り歩き、土佐自由鍛造の秘伝奥義を継承、加えて独自の鍛造技術を確立、土佐の名門鍛冶。 |
解 説 |
本品も又、本誌申込通信欄の多数のご意見で生まれた作品。以後、順次ご希望のニューアイテムを予定。入念なるフィールドテスト進行中の由、請うご期待。 今回は、「手頃な価格で、掌(てのひら)サイズのミニ鉈をコレクションとして加えたいが、実用も兼ねたい」と云う難易度の高い要請だ。ご所望に添うべく、鍛造は土佐自由鍛造の奥儀を極める第一人者、土居良明(どいよしあき)を起用。 日立安来鋼青紙2号を鍛え上げ、鮮やかな切れ味が与えられている。さらに、使い易すさの徹底追求から、掌(てのひら)サイズとは云え、限りなき高い操作性を誇る《ミニ鉈》の誕生となった。 (1)剣型は両刃を採用し竹細工などに。(2)角型は片刃、喰い込み良く木彫の荒彫りに重宝する。いずれも、ちょっとした手元の細かな作業ならお任せあれ。さりげなく、机上の楽しい友となるこの一本。ミニ鉈の傑作といえよう。 |
特記事項 |
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