日本刃物総本店 | 玉鋼・庖丁・ナイフ・刀類・高級刃物専門
Japanese Cutlery Pro Store | Tamahagane, Kitchen knife, Sword, etc

原 幸治作 ATS-34カスタム包丁210㎜

60,000sold out

USAカスタムナイフショーで、数々の賞を受賞して以来、数十年、世界のあらゆるナイフショーで毎年、新作を発表し続ける原幸治…

在庫切れ

説明.

精緻な仕上げ、優美な刀姿美。カスタムナイフメーカー原幸治による、ATS-34カスタム牛刀210mm!切れ味テストに驚嘆!
原 幸治作 ATS-34カスタム包丁 210mm
◎サイズ
全長: 328 mm
刃長: 210 mm
刃厚: 2 mm
本体重量: 200 g
◎仕様
鍛冶師:原 幸治
地金:ステンレス鋼
鋼種:ATS-34
柄:ブラックマイカルタ
鞘:桐箱入り
口金:ニッケルシルバー
姿:牛刀
◎その他
作者

原 幸治


昭和24年(1949年)生まれ。

米NYナイフショーにてモーストイノベーション賞を受賞。海外でその技術は高い評価を受け、毎年USAナイフショーで新作を発表し続けているカスタムナイフメーカー。
解 説

USAカスタムナイフショーで、数々の賞を受賞して以来、数十年、世界のあらゆるナイフショーで毎年、新作を発表し続ける原幸治。今や、世界中の原ファンが数年待ちの予約を待ち望んでいる。筆者もパリやニューヨークのカスタムナイフショーでお世話になり、その好評は目の当りにしている。
本作は、そんな原幸治の作ったカスタム包丁。ブレードは、ATS-34。カスタムナイフと同じように1本1本手で削り上げた逸品だ。ATS-34は、ナイフの神様R.Wラブレスが好んで使用するナイフブレード材だ。ステンレス特殊鋼に分類される優秀な鋼材だ。その特徴は、錆びなく、良く切れ、刃持ちが良いという。
4年前ほどのある日、原幸治から「使ってみてください」と本作が届いた。ATS-34 180mm及び、ATS-34 210mmを鍛造した2種類のカスタム牛刀だ。
ATS-34ブレードは、世界の一流カスタムナイフメーカーが採用していることは知っていたが、その作品達のいずれもが、高価なため”使い倒した結果”の話は、あまり耳にしたことは無かった。筆者も同様、届いたカスタム牛刀を目の前に「炭素鋼の切れ味にはかなわないだろう」などと高をくくっていた。しかし、その精緻な仕上げと、洗練されたセンスの良いハンドル。さらに、流れるような優美な刀姿美に魅了され、本格的な切れ味テストに挑むことにした。
厨房の包丁達に、ATS-34とATS-34鍛造を加え、あらゆる料理に毎日使用し、切れ味テストを繰り返した。2013年2月から始めて、2017年6月現在のATS-34の結果は、正式研ぎ直しが2回、刃先を数回なめる程の青砥での小刃立てを月に数回程度。一度、本格的に研ぎを入れると2年は持つ刃先の強靭さに驚嘆した。そして、ATS-34鍛造はその上を行く優秀な成績を残した。いずれも、錆びの発生は無く。そんな訳で、今回、宗正企画に報告を上げ、本HPでのご紹介の運びとなった。ちなみに、この包丁、海外のカスタムナイフユーザーの所望により作った牛刀であり、日本国内販売は宗正刃物1社のみ。USAでは、US$500~550で3ケ月待ちとなっている。
※追記ー。同年8月現在、炭素鋼“藤印”の高級和包丁の切れ味テストに入っている。肉や魚などの対象物に刃を切り込んだ時の瞬時の感覚は、炭素鋼藤印の場合、吸い込まれるような感じのその感覚にはかなわないが、本作ATS-34は錆びないという利点がある。

追加情報

重さ 200 g
サイズ 328 × 210 × 2 mm