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池村泰欣作 八重山小割鉈3寸5分・両刃

28,000

八重山の誂(あつら)え鍛冶三代目、池村泰欣(いけむらやすよし)が一本の小割鉈を鍛え上げた…

在庫1個

商品コード: M1912-503
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説明.

遙(はる)か八重山(やえやま)に見た実用打刃物の原点!
八重山小割鉈3寸5分・両刃
◎サイズ
全長:約 250 mm
刃長:約 105 mm
刃厚:約 7.5 mm
本体重量: 445 g
◎仕様
鍛冶師:池村 泰欣
刀身:板バネ(両刃)
柄:石垣松バーナー仕上げ
鞘:朴にオイルステイン染め
◎その他
その他:国産品
作者

池村 泰欣


昭和23年(1948年)生まれ。

流れ鍛冶であった初代と二代目により培われた技倆は三代目泰欣で開花。現在八重山の誂え鍛冶として絶大の信頼を集めている。
解 説

八重山の誂(あつら)え鍛冶三代目、池村泰欣(いけむらやすよし)が一本の小割鉈を鍛え上げた。
もちろん、刀身は米軍ジープの板バネ。R・W・ラブレスも初めて作ったナイフのブレード材は、車輌の板バネだったと云う。
板バネの特徴は、切れなくなっても、砥石にあてれば誰でも簡単に刃がつき、切れ味が甦ると云う気楽さにある。刃持ちはそこそこだが、実用を考えると良い面もあり、「本土からの安来鋼より、島民の評判は高い」と池村は云う。
ハンドルは、粘りのある石垣松をバーナーで焦がし、防腐処理。さらに、口金も丹念に鉄板を曲げ火造り鍛造。
鍛冶場は、必要最低限の設備しかなく自らの腕だけが頼り。昔ながらの“村の鍛冶屋”を彷彿とさせる。
そこから生まれた池村作《八重山小割鉈(やえやまこわりなた)》は、使っては研ぎ、研いでは使う実用本位。求むれば、実用刃物の使い良さに驚嘆の声をあげるだろう。

※お届けまでに1~2ヶ月かかります。ご了承下さいませ。

追加情報

重さ 445 g
サイズ 250 × 105 × 7.5 mm