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土居良明作 牛皮刀剣巻「和式クリス」9寸・両刃

37,500sold out

過日、当ナイフ特選の会員の方から「和式のクリス」をと所望された…

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商品コード: M1903-101
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説明.

古(いにしえ)の男たちを魅了した伝説のクリスが 名工・良明の手で鮮やかに甦る!
牛皮刀剣巻「和式クリス」9寸・両刃
◎サイズ
全長:約 420 mm
刃長:約 270 mm
刃厚:約 6 mm
本体重量:約 450 g
◎仕様
鍛冶師:土居良明
刀身:極軟鋼に日立安来鋼 青紙2号を本割込み鍛造
柄:樫に牛皮刀剣巻き、特殊染料及び樹脂硬化仕上げ、柄尻に金具
鞘:朴に銅巻き(腐食古美仕上げ)、オイルスティン塗布
◎その他
その他:国産品
お届けまでに8~10ヶ月ほどかかります。
作者

土居 良明


昭和13年(1938年)生まれ。

名匠長運斎行光に師事。後に各地の名工を渡り歩き、土佐自由鍛造の秘伝奥義を継承、加えて独自の鍛造技術を確立、土佐の名門鍛冶。
解 説

過日、当ナイフ特選の会員の方から「和式のクリス」をと所望された。

クリスは、その昔、インドネシア等に伝わる伝統的な武器。その底辺に流れるスピリッツは、日本刀や、グルカ兵のククリに共通する神聖なものがあり、そこには、戦士の魂が宿ると云う。

刀身の形状は蛇がのたうった様な姿に代表されるが、直刀も存在している。そんな情報を元に図面を起し宗正刃物が動いた。

鍛え上げたのは、和式ククリで実績のある名工・良明。土佐自由鍛造の奥儀を継承する、土佐鍛造界の重鎮である。

刀身は、日立安来鋼青紙2号。極軟鋼をタガネで割り、鋼を挟み込み鍛え上げる本割込古式火造り。湾曲したフォルムは難儀にして、手間がかかったと云う。

樫の古木柄には、牛皮を丹念に刀剣巻きを施し、特殊染料と樹脂を重ね塗り。琥珀色に染まる独特の古美仕上げが典雅に映る。

さらに、柄尻の半円型の金具は全体のフォルムを引き締め精悍さを強調。さりげないセンスの良さが光る。

その波打つような大振りのブレードは流麗にして雄渾。凄じいまでの迫力を放射している。

特記事項
  • ※お届けまでに8〜10ヶ月ほどかかります。

追加情報

重さ 450 g
サイズ 420 × 270 × 6 mm