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土居信明(二代良明)作 「土佐伝-止刺」9寸・両刃

29,000sold out

猪を追い立てる勢子(せこ)が、常に腰にたばさみ愛用していたと云う≪土佐伝止刺(とさでんとめさし)9寸≫…

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説明.

土佐400年の誇りを賭して鍛え上げし大振りの土佐伝止刺
土佐伝止刺9寸・両刃
◎サイズ
全長:約 430 mm
刃長:約 270 mm
刃厚:約 6 mm
本体重量: 460 g
◎仕様
鍛冶師:土居 信明(二代良明)
刀身:日立安来鋼青紙2号に極軟鋼を古式火造り本割込鍛造
柄:
鞘:朴に銅巻き
口金:
◎その他
その他:国産品
作者

土居 信明(二代 良明)


昭和40年(1965年)生まれ。

中学を卒業と同時に厳父良明に師事。以後30年研鑽の日々を送り、平成20年自由鍛造の奥儀を継承し独立。土佐鍛造界の若手ホープ。
解 説

猪を追い立てる勢子(せこ)が、常に腰にたばさみ愛用していたと云う≪土佐伝止刺(とさでんとめさし)9寸≫。
猪の喉元を一突きでえぐり、そして、勇壮な巻狩(まきがり)では藪(やぶ)を払うブッシュナイフとなる。
あるいは仕留めた猪の堅い皮を難なく切り裂き、ケボカイ(解体)に重宝されてきた。いわば、土佐狩人の守護神刀とも云える大型の狩猟刀だ。
この土佐に古(いにしえ)より伝わる伝統の狩猟刀が、土佐自由鍛造の奥儀を継承する、二代目土居信明(どいのぶあき)の手により創意工夫を加え甦った。
刀身は鮮やかな切れ味で定評の日立安来鋼青紙2号を極軟鋼(Soft Iron)に割り込んだ本割込鍛造。
猪の毛をサラサラと刈り上げ、切先にかけてゆるやかなカーブを描き、さらに急激に落し込む刀身形状は、止め刺しに抜群の威力を発揮する。
二代目信明の卓越した技が一つの作品として結実した類稀(たぐいまれ)なる狩猟刀の傑作である。

特記事項
  • ※納期は、お問い合わせください。

追加情報

重さ 460 g
サイズ 430 × 270 × 6 mm